2018年 01月 09日
蹄関節炎 |
新春一発目の症例は蹄の関節炎です。
8か月齢の和牛が右前肢蹄球部で裂創にて跛行。抗生剤やゲタで治療するも症状の改善が見られませんでした。
その時のレントゲン写真がこれです。内側蹄(左側)の中節骨と末節骨の間に間隙が見られ、末節骨は傾いています。
重度の関節炎と診断し、関節洗浄も行いましたが回復せず廃用処分となりました。
畜主の了解を得て患肢を提供していただき剖検しました。

中節末節関節面の展開ですが、内側蹄の関節面(右側)はぐちゃぐちゃで不明瞭です。


8か月齢の和牛が右前肢蹄球部で裂創にて跛行。抗生剤やゲタで治療するも症状の改善が見られませんでした。
その時のレントゲン写真がこれです。内側蹄(左側)の中節骨と末節骨の間に間隙が見られ、末節骨は傾いています。
重度の関節炎と診断し、関節洗浄も行いましたが回復せず廃用処分となりました。
畜主の了解を得て患肢を提供していただき剖検しました。


下図はI獣医師が家で煮込んで作った骨標本です。(ご苦労様です)
内側の中節骨関節面(左側)のダメージがよくわかります。
また外側の中節骨(右側)も一部骨膜炎になっており、このためゲタが奏効しなかったようです。
内側の中節骨関節面(左側)のダメージがよくわかります。
また外側の中節骨(右側)も一部骨膜炎になっており、このためゲタが奏効しなかったようです。

結果的に手遅れで治せませんでしたが、レントゲンや剖検でしっかり診断することにより必ず次へつながっていきます。
北部診療所の皆さん写真提供有難うございました。
宗谷地区では豊富な症例を体験できます。臨床実習の学生さんを随時お待ちしています。
北海道農業共済組合家畜診療業務体験研修
北部診療所の皆さん写真提供有難うございました。
宗谷地区では豊富な症例を体験できます。臨床実習の学生さんを随時お待ちしています。
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by umibenokuma
| 2018-01-09 22:53
| 技術情報
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