2019年 11月 21日
牛白血病を治せる時代がやってくる!?~北大 今内先生講習会~ |
先日、宗谷家保にて北大の今内 覚(こんない さとる)先生をお招きして宗谷獣医師会主催の講習会が開催されました。
演題は「牛白血病の最新知見」です。悪天候の中、遠くは留萌管内からも会員が集まってくれました。

白血病の清浄化に向けて第一線で活躍されておられる先生です。豊富な研究実績を基に最新知見をわかりやすく教えて頂きました。以下は講演内容のメモから。
演題は「牛白血病の最新知見」です。悪天候の中、遠くは留萌管内からも会員が集まってくれました。

・国内の牛の白血病感染率は35%!
・レトロのBLVワクチン開発はエイズワクチンと同じくらい困難。
・清浄化対策は陽転率の抑制と淘汰が2本柱。
・道北の放牧地帯で行った調査では、冬の舎飼い期間の陽転率が放牧時期に比べて著しく低かった。
→水平感染はサシバエ、アブの吸血による機械的伝搬が第一要因。
・陽転率抑えるためには吸血昆虫対策が重要。→夜間放牧や忌避ネット、送風が有効。
・淘汰を進めるためには高リスク牛を選定し順番を示すことが重要。高リンパ球数=高リスク。
・BLV陽性の妊娠牛129頭中24頭(18.6%)が垂直感染した。(子宮内感染14頭、産道感染10頭)
・子牛の感染牛は高リスク牛になりやすく負のスパイラルに陥り清浄化しにくい。
・高BLV牛は細胞性免疫低下し易感染性となる。→枝肉や泌乳量が低下する。
・周産期は免疫低下する為、BLV発症しやすい。
・某地区食検との研究では若齢和牛でのBLV発症牛が増えてきているとの事。
・清浄化対策は陽転率の抑制と淘汰が2本柱。
・道北の放牧地帯で行った調査では、冬の舎飼い期間の陽転率が放牧時期に比べて著しく低かった。
→水平感染はサシバエ、アブの吸血による機械的伝搬が第一要因。
・陽転率抑えるためには吸血昆虫対策が重要。→夜間放牧や忌避ネット、送風が有効。
・淘汰を進めるためには高リスク牛を選定し順番を示すことが重要。高リンパ球数=高リスク。
・BLV陽性の妊娠牛129頭中24頭(18.6%)が垂直感染した。(子宮内感染14頭、産道感染10頭)
・子牛の感染牛は高リスク牛になりやすく負のスパイラルに陥り清浄化しにくい。
・高BLV牛は細胞性免疫低下し易感染性となる。→枝肉や泌乳量が低下する。
・周産期は免疫低下する為、BLV発症しやすい。
・某地区食検との研究では若齢和牛でのBLV発症牛が増えてきているとの事。
→4ヵ月齢白血病発症牛のうちBLV60%!胸腺、子牛型が40%(教科書と違う!)

そして最後に驚きの発表が!
・現在、先生を中心として北大でBLVに有効な新薬を開発しており臨床研究段階との事。
・薬剤としては免疫療法薬との事。

・現在、先生を中心として北大でBLVに有効な新薬を開発しており臨床研究段階との事。
・薬剤としては免疫療法薬との事。
将来、現場で使える日をお待ちしています。近内先生期待してます!
by umibenokuma
| 2019-11-21 21:41
| 宗谷地区NOSAIの出来事
|
Comments(0)
