2020年 05月 25日
なんとか治す。突球(ナックル)Part1 |
突球(前肢ナックル)は生まれつきのもので、前肢の蹄の上の関節(球節)が伸びず湾曲し、軽度のものは蹄の先で着地し、重度のものは球節で着地します。
屈腱の硬直、拘縮(伸びなかったり短かったり)などにより起こります。軽度のものは自然治癒します。
今回の症例は両前肢が湾曲し、人力で湾曲を伸ばそうとしても屈腱が全然伸びない状態でした。一週間程度、筋弛緩薬(ロバキシン)を内服させながら様子を見ましたが症状は変わらず。普通はギプスを巻いて強制的に屈腱を伸ばし固定しますが、今回は屈腱が伸びないという事で浅指屈腱切断術(生後10日目)を行いました。

中手骨の後ろ側を5cm程度切開し浅指屈腱を露出させ切断します。

さて、今後はどうなるのでしょう?術創が化膿する?
次回をお楽しみに
家畜診療業務体験研修は残念ながら9月まで新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休止中です。
2021年度の新規獣医師に対し5月29日までオンライン説明会を実施しています。
興味のある方はNOSAI道央職員採用情報をご覧ください。
by umibenokuma
| 2020-05-25 16:10
| 技術情報
|
Comments(0)
