2021年 03月 22日
オゾンオイル、知っていますか? |
オゾンと言うと地球を紫外線から守るオゾン層が頭に浮かぶと思います。
オゾンは殺菌、消臭効果があり、また、医療分野でも自家血液療法やオゾンオイルを患部に塗布するなど用いられています。
宗谷NOSAI時代から牛の治療に利用しています。
この牛を診療したT獣医のコメントです。
宗谷ではオゾンを産業動物臨床に応用しようと研究に情熱を燃やした大先輩がいらしたのでその治療が根付いています。今回はオゾン化油の臨床応用の一例をご紹介します。症例は分娩翌日、食思低下し目が開けられない状態でいるのを畜主が心配し往診依頼がありました。眼周囲が腫れ、白色の目ヤニが付着し、疼痛や羞明の為か目が開けられない状態でした。そこでオゾン化オイルを目頭に少量点眼しました。すると翌日には眼瞼の腫脹が軽減し、目ヤニの量も極少量になり、開眼するようになりました。この症例は乳房炎でもあったので初日に抗生物質とNSAIDs(フルニキシン)を投与しているので、今回はオゾン化オイルだけの効果とは言い切れないのですが、ひとまず症状が改善されて良かったです。抗生物質の点眼は耐性菌出現の可能性もあるかもしれません。オゾン化油は効果効能が認められた動物用医薬品ではないので畜主へのインフォームドコンセントが必要ですが、もう少し広まれば良いなと個人的には思います。

第一病日、眼が開けられない状態です。

同第一病日です。手で目を開けてみます。目の周りに膿のような物が付着しています。ここにオゾン化オイルを点眼します。

第2病日(翌日)です。目が開けられるようになりました。
オゾンの牛への治療への利用ですが、1990年代後半に緒方篤哉獣医(平成19年死去)が中心に宗谷NOSAIで盛んに行われました。
今でも宗谷の診療所にはオゾン発生装置が健在で、南部診療所では治療によく使用されています。
オゾンは殺菌、消臭効果があり、また、医療分野でも自家血液療法やオゾンオイルを患部に塗布するなど用いられています。
宗谷NOSAI時代から牛の治療に利用しています。
この牛を診療したT獣医のコメントです。
宗谷ではオゾンを産業動物臨床に応用しようと研究に情熱を燃やした大先輩がいらしたのでその治療が根付いています。今回はオゾン化油の臨床応用の一例をご紹介します。症例は分娩翌日、食思低下し目が開けられない状態でいるのを畜主が心配し往診依頼がありました。眼周囲が腫れ、白色の目ヤニが付着し、疼痛や羞明の為か目が開けられない状態でした。そこでオゾン化オイルを目頭に少量点眼しました。すると翌日には眼瞼の腫脹が軽減し、目ヤニの量も極少量になり、開眼するようになりました。この症例は乳房炎でもあったので初日に抗生物質とNSAIDs(フルニキシン)を投与しているので、今回はオゾン化オイルだけの効果とは言い切れないのですが、ひとまず症状が改善されて良かったです。抗生物質の点眼は耐性菌出現の可能性もあるかもしれません。オゾン化油は効果効能が認められた動物用医薬品ではないので畜主へのインフォームドコンセントが必要ですが、もう少し広まれば良いなと個人的には思います。



オゾンの牛への治療への利用ですが、1990年代後半に緒方篤哉獣医(平成19年死去)が中心に宗谷NOSAIで盛んに行われました。
今でも宗谷の診療所にはオゾン発生装置が健在で、南部診療所では治療によく使用されています。
by umibenokuma
| 2021-03-22 17:20
| 技術情報
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