2021年 08月 03日
牛リンパ腫胸腺型2症例 |
珍しい牛リンパ腫胸腺型が疑われる症例が2つ出ました。
症例1
15ヵ月齢のホルスタイン種乳牛が食欲低下し、鼓脹、頸静脈怒張、頸部が腫脹硬結していました。頸静脈怒張は明瞭なものの拍動は無く、胸腺の腫大により血管が外側に押し出されているようなイメージでした。低蛋白血症時や心疾患時に認められる胸垂や頸部の腫大とは触感が全く異なり、硬かったです。宗谷家畜保健衛生所に病勢鑑定を依頼しました。BLV抗体:陰性、血液リンパ球:異型率50%、胸腺穿刺材料:多数の異型リンパ球(核大きく腫瘍を疑うもの)が確認されました。
症例2
12か月齢のホルスタイン種、喉が腫れているとのこと、下顎、浅頸リンパ節、胸腺部腫脹、頸部の腫脹により気管圧迫し喘鳴、腫脹部の穿刺検査により核が均一な大型リンパ球認める。
ほぼ同じ時期にみられた胸腺型牛リンパ腫(疑似)の2症例でした。
by umibenokuma
| 2021-08-03 15:15
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