バーチャル往診随行:抗生物質を溶かそう編 |
抗生物質を溶解しようとして噴出させてしまう失敗を若い頃はたまにやっていました。僕だけでしょうか…。そうならない為に、簡単に説明します。

溶解液を注入する際、あらかじめ抗生物質の粉を瓶の下に貯めて、真上から垂直に針を刺入します。溶解液を入れると途中で入れづらく力が必要な状態になります。無理に入れると吹き出したり針が外れたりしますので、適宜空気をシリンジ内へと抜きながら溶解液を全て入れます。瓶の内部が陽圧のまま針を抜くと噴き出すので、内筒から手を離して動かなくなるまで待つか、自ら空気を抜いてから針を抜きます。瓶をよく振って抗生物質が溶けたなら、再び真上から針を刺入します(下から液体に針を入れると、瓶内が陽圧になっていた場合に液が漏れ出る可能性があるからです)。

この時、あらかじめシリンジに空気を入れておき、抗生物質を吸うのに力が必要になったら瓶に空気を入れると、楽に吸えます。液を吸う時は手のひらの中で吸います。万一抗生物質が漏れても食槽とかに垂らさない為です。慣れないうちは、食槽近くではやらずに牛の口元から離れた壁際とかでやった方が無難です。
今は看護師さんのサイトとか、YouTubeにも手技が載っています。言葉にすると長かったですが、実際にやってみると直ぐに身につきます。
最後になってしまいましたが、写真は農家さんが撮ってくださいました。みなさんご協力ありがとうございます!
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