バーチャル往診随行:怪我無く注射器を扱おう編 |
新人の頃、針で自分の指を刺す怪我をたまにしていました。しかし、あることを気にかける様になってから全く怪我をしなくなりました。コツは『支点を作る』だけですが、注射器の扱い方と合わせてお話しします。


まずはキャップを取ります。注射器にはロック式(上)とそうでないもの(下)があります。ロック式は針が捻じ込まれているので、装填がしっかりしていればキャップを引き抜くだけで十分です。しかし、ロック式でないものはキャップを取ろうとすると、針ごと取れてしまう可能性があります。


針の付け根(写真の18ゲージ針ですとピンク色の部分)の突起に爪を引っかけ注射筒に押し付けながら、キャップを取ります。こうする事で、注射時に針が注射筒から外れ薬液をブシャッと飛び散らしてしまう事も防げます。
慣れないと、キャップを抜いたそばからキャップを持った指を刺してしまう事もあるかもしれません。手元の狭い範囲でやろうとせずに、注射筒からキャップを大きく引き離すイメージで引き抜くと良いと思います。

キャップに針を入れる時は、自分の手に支点を作り、作業をします。いくら支点を作っても、勢いよくキャップへ針を押し込んでいると、手元が狂い思いっきり指を刺してしまう事は起こりえます。まずキャップの内部に針先を当て、確実に針がキャップの中に入ってから、押し込みます。押し込む作業を切り離す事により、安全性が高まります。
こういったミスをしない人からしてみれば、長々と何を言っているんだろう、と思われるかもしれません。しかし、現場で作業をしていると、牛の状態、注射する薬の事、畜主への説明、食槽は滑りますし、育成ペンなら他の牛が服を舐めたり引っ張ってくるかもしれません。気にかける事は盛りだくさんで、手元が疎かになる可能性があります。どうぞ安全に作業されて、怪我なく取り組めますように。

(浜頓別町の公園 5月)
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